2006-12-07 第165回国会 参議院 教育基本法に関する特別委員会 第9号
○公述人(岡本肇君) 今、やはり親が非常に変わってきているということは、一つは、私が教員になったころは保護者はほとんどが中学卒業か高校卒業ということで、教員の方が大学卒業ですので、一応私も若いころは、本当に今思い出せば顔が赤くなるようなことを言ったりやったりしていましたけれども、一応親が教師というふうに認めてくれていました。 ところが今は、うちの学校で見るともう多分八割ぐらいが大学を出ていられて、
○公述人(岡本肇君) 今、やはり親が非常に変わってきているということは、一つは、私が教員になったころは保護者はほとんどが中学卒業か高校卒業ということで、教員の方が大学卒業ですので、一応私も若いころは、本当に今思い出せば顔が赤くなるようなことを言ったりやったりしていましたけれども、一応親が教師というふうに認めてくれていました。 ところが今は、うちの学校で見るともう多分八割ぐらいが大学を出ていられて、
○公述人(岡本肇君) 私が感じるのは、私の学校は本当に小さな学校ですけれども、有り難いことは、卒業生が子供を大変寄こしていただいているということです。その理由として、やはり百年女子教育ということだけで創立者の建学の精神に基づいて教育してきましたので。 私は、教育で今大切なのは、親が学んだことと同じ価値観を子供が学ぶということが、これがとても大切だと思います。やっぱり今、日本の教育の一番の悲劇は、戦後
○公述人(岡本肇君) それでは、着席のまま失礼させていただきます。 この公述人のお話が急だったものですから、少し準備の時間が足りませんで、レジュメを持ってくることができなくて失礼申し上げます。これは私だけのお話ということになりますけれども、よろしくお願いします。 私は、浜松で中高一貫の女子校の理事長・校長を現在しております。中学が六百人、高校が六百人で、全校千二百人という女子校です。 私は、昭和十五年生